メールを使いこなす:初心者のためのメール利用講座

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メールヘッダで相手のことがわかる?

 多くのメールソフトは標準では、メールの上のヘッダ(header)と呼ばれる部分には、次のようなものぐらいしか表示されないようになっています。

 Date:
 From:
 To:
 Subject:

 しかし、これをすべて表示などという設定に変えてやると、Received:には、相手や自分のメールサーバの名前などが表示されます。Microsoft Outlook Expressでは、そのメールを選んで右クリックして、「プロパティ」の「詳細」ですべて表示されます。相手のメールのサーバがわかってもたいしてうれしくないかもしれませんが、X-Mailer:またはUser-Agent:というところには、相手の使っているメールソフトの名前とバージョンなどの情報がわかります。たとえば、Microsoft Outlook Express 6.00.・・・・と出ます。これは相手のメールサーバの設定次第なので、必ず出るとは限りません。個人情報保護もあり最近はあまり出ない設定にしているかもしれません。そもそもこれもうれしくない?

  しかし、さまざまな迷惑メール(spam、スパムメール、ジャンクメール)がはびこっていることもあり、メールヘッダは相手を知る貴重な情報です。現在のインターネットのメールのシステムでは、From:とReceived:は偽造できます。だから、知り合いからの迷惑メール(時には自分から)もありえるわけです。

 しつこく送られてくる迷惑メールなどは、ヘッダに含まれる文字などで削除したり仕訳したり受信拒否指定ができたりしますので、参考にしてみてください。次のサイトは迷惑メールのメールヘッダを解析してくれるサイトで、赤字で「上策の苦情先」というのが出たら苦情を言うべき相手の連絡先です。詳しくは利用方法を見てください。また、spam対応初心者用メールヘッダ解析講座というのもあります。

迷惑メール(spam)対策用メールヘッダ解析
spam対応初心者用メールヘッダ解析講座

©2005 NAKAYAMA Kazuhiro
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