どうしてインターネットのメールはどこに出しても同じ料金?
メールはどんな遠くの国でもどこに出してもとくに特別な料金は取られません。これは、自分が使っているメールサーバからさきの通信についてはユーザに請求されないためです。メールサーバとメールサーバの間の通信にかかる料金はメールサーバを持っている組織が支払っているのが普通です。多くの場合、職場や学校がどれだけ通信しても同額の月額固定料金で払っています。インターネットの接続業者などと組織で契約しているわけです。
ユーザがプロバイダと個人契約しているときは、支払っている月額の利用料の一部は、プロバイダのメールサーバを他のメールサーバに接続するための費用にあてられています。この場合、ユーザには、自分のパソコンとメールサーバの間の回線使用料(ADSLや光ケーブル)や市内通話の通話料(ダイヤルアップ接続など)がかかるだけです。電話ではなくて職場や学校などで24時間いつでもインターネットにつながっているパソコンがあればユーザは無料です。
回線使用料の負担者自分のパソコン | ⇔ 自分 |
自分のメールサーバ | ⇔ 自分のメール サーバの所有者 |
他のメールサーバ | ⇔ 他のメール サーバの所有者 |