返事を書いたり、ほかの人にも見てもらう
メールを受信したあと、それに対して返事を書く時は、「返信」あるいは「差出人へ」などという返信用のボタンを使います。そうすると自動的に宛先がその相手になってくれて、宛先を入力する必要がありません。件名も自動的に付けられます。相手が付けた件名の前に「Re:」が付いた件名です(Replyの意味です)。「○月○日のカンファレンスの時間変更」で「返信」とすると「Re:○月○日のカンファレンスの時間変更」となります。それでは内容が変わっていて困るという場合は、それを消して書き直します。
また、受け取ったメールを他の人にも読んで欲しい場合は、「転送」を選びます。そうすると、差出人が自分で、件名は「RE:」のかわりに「Fwd:」が付きます(Forwardの意味です)。本文には自動的に受け取ったメールの本文が入ります。
返信「Re:」では、たいていはの場合、本文に受け取ったメールが表示されるようになっています。ただし、すべての行に、「>」の記号(引用符といいます。標準的にこの記号です。)が付けられて、自分が書いたものと区別されます。たとえば、次のようにです。
At 12:34 +0900 99.12.24, ○○ ○○ wrote: > ○○です。 > ○月○日のカンファレンスは1時からの予定でしたが、会議室の関係で > 2時からに変更になりました。 > よろしくお願いします。 |
先頭には、差出人がいつ何と書いたがわかるようにして引用されます。「○○さんは書きました」と表示されるものもあります。このようなとき、返事は、次のように書けるわけです。
○○です。 At 12:34 +0900 99.12.24, ○○ ○○ wrote: > ○月○日のカンファレンスは1時からの予定でしたが、会議室の関係で > 2時からに変更になりました。 わかりました。連絡ありがとうございました。 |
これで相手の言葉の言い直しの手間もなくなるし、内容の取り違いなどが減るというものです。これにさらに返信すると、次のようになります。便利だと思いませんか。
ふたたび○○です。 > At 12:34 +0900 99.12.24, ○○ ○○ wrote: >> ○月○日のカンファレンスは1時からの予定でしたが、会議室の関係で >> 2時からに変更になりました。 > わかりました。連絡ありがとうございました。 ごめんなさい。2時ではなくて3時でした。私の打ち間違いでした。 3時です。よろしくお願いします。 |