ナースに役立つ種類のサイトとは?Nurse's SOUL
健康の不平等、格差、社会疫学
看護師:貧困に苦しむ人々とともに闘う Nurses: Working With the Poor; Against Poverty
2004年 国際看護師の日のICN(国際看護協会)からのメッセージです。
「定量的貧困指標に基づく健康・教育・ジェンダー側面から見た地域別貧困の諸形態」
所得、健康(栄養、医療)、教育の各貧困側面に対して、それぞれ、@絶対的貧困、A相対的不平等度、
B所得階層ごとの健康・教育達成度、Cジェンダー側面から見た地域比較を行っています。
社会経済状態格差とがん生存率における不平等:英国での検討
地域がん登録全国協議会の刊行物Monographにある論文です。
21世紀の健康づくり10の提言―社会環境と健康問題―
Social Determinants of Health(Oxford University Press,1999)の翻訳です。
健康の不平等、健康がいかに社会経済的な要因で決定されているかのEvidenceを集めてあります。
健康の社会的決定要因:確かな事実の探求(日本語版)
Social determinants of health: the solid facts(英語版)
上の本の著者らによるWHOヨーロッパ事務所のブックレット(PDF版)です。
日本語版は健康都市東京推進会議、日本健康都市学会、
WHO健康都市研究協力センター
によるものです。
「福祉社会開発の政策科学形成へのアジア拠点」研究成果報告
日本福祉大の21世紀COEプログラムの研究成果報告です。
「所得分配・ソーシャルキャピタル・個人の社会経済的地位・主観的健康感の関係について」
「SES(社会経済的地位)と保健行動 一般高齢者調査の結果から(1)」
「日本高齢者の健康の社会的不平等についてのコホート研究 part1/part2」などのファイルが見られます。
教育歴と主要死因との関連―日本における健康格差―
JACC
(Japan Collaborative Cohort Study for Evaluation of Cancer Risk) Studyの成果のなかにあります。
不平等が健康を損なう
横路孝弘氏のサイトの今月のメッセージのコーナーにあります。 政治家や行政関係者など、幅広く読んでもらいたいものです。
健康格差社会―何が心と健康を蝕むのか―
近藤克則氏による『公衆衛生』(医学書院)での連載「New Public Healthのパラダイム―社会疫学への誘い」
をもとにした著書です。
「社会疫学(Social Epidemiology)」とは何か?
医学界新聞でのIchiro Kawachi氏と近藤克則氏の対談です。
A glossary for health inequalities
I Kawachiらの健康の不平等の用語解説です。 REFERENCESがとても役に立ちます。
MacArthur SES & Health Network
社会経済的状態socioeconomic status (SES)と健康の研究ネットワークです。
NIH Centers for Population Health and Health Disparities
アメリカNIHが2003年から主に大学を中心として8つのセンターをつくっています。5年で6050万ドルの予算です。
自然科学、行動科学、社会科学が統合された学際的な研究が求められています。各センターへのリンクもあります。
Choosing Health: making healthier choices easier: The Department of Health
イギリス政府の白書です。健康の不平等を改善することを大きな目的としています。
Health inequalities: The Department of Health
同じくイギリス政府の健康の不平等への取り組みです。